『プロのものづくり集団』が取り組んできたSDGsプロジェクト
SDGsのムーブメントは行政だけでなく民間企業や団体、更には個人までもが自らの営みについてサステナブルであるか否か問われるきっかけとなりました。
その中でわたしたちは『つくる責任 つかう責任』をwajiなりに解釈し、持続可能な消費と生産のパターンを確保することをテーマにしたプロジェクトを実施。
wajiの本社及び工房がある大阪府堺市が主導した『さかいSDGs推進プラットフォーム』に加わったwajiは、市内のものづくり事業者の方々とディスカッションを交わし、余りものや試作素材をwajiのクリエイティブでプロダクト化する取組を行ってきました。
世田谷区のエコプラザ用賀にwajiの『アップサイクルなものづくり』が展示中
東京都世田谷区用賀にある『エコプラザ用賀』は世田谷区役所が運営するリサイクルや清掃の啓発施設です。
リユースやリサイクルをテーマにした取組の紹介や区民の方が実際に参加できるプロジェクトの拠点になっています。
こちらはリユースコーナー。
世田谷区にお住まいの方がご家庭で不要になったもので本来の使用に支障がないものを持ち込むことが可能で、ゴミにならずリユース品として希望者に譲渡(有償・無償)される仕組みとなっています。
現在、その一角でwajiのプロダクトが展示中です。
目を引くこちらのバッグはテニスボールの試作素材の提供を受け製作したトートバッグとポシェット。
ハリがあり肉厚でしっかりとした素材は個性的なバッグに変身しました。
トートバッグは実際に販売中です。
テニスボール試作素材×アシンメトリートート jidai_J004
レザー製のトートバッグとサコッシュは革製品を多く扱うwajiが取り組むアップサイクルプロジェクトの象徴的な一品。
表面のキズや擦れ、血筋などが目立ち使われることの無い革を積極的に扱い、表面に型押しやシュリンク加工を施すなどデザインで価値を生み出したプロダクトです。
こちらも好評発売中。
アップサイクルレザートート(large) jidai_J001
アップサイクルレザートート(midium) jidai_J002
アップサイクルレザーサコッシュ jidai_J003
制服の余剰在庫を変身させたこちらのバッグ。
なびくドレープを強調したデザインに仕立て、レザーとの組み合わせによりシックに、日常に馴染みつつも象徴的なプロダクトになりました。
※参考展示
暖かみのある素材で製作したこちらのバッグは残糸と試作糸を使用。
糸を職人の手織りにより生地に変身させました。使い勝手の良さを発揮しつつ、異なる素材を組み合わせた生地を主役に仕立てをしました。
※参考展示
「余りモノ」を「欲するモノ」に変換し次代に繋ぐwajiのチャレンジは続きます
リユースを象徴するエコプラザ用賀で「wajiのアップサイクルプロジェクトを紹介したい」と世田谷区役所様からお声がけをいただき展示することとなりました。
『つくる責任 つかう責任』
持続可能な消費と生産のパターンを確保。
ものづくりを続ける限りサステナブルと向き合うwajiのチャレンジは続きます。
これからもどうぞご注目ください。
参考:エコプラザ用賀 〒158-0097 東京都世田谷区用賀4-7-1
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